多動力　要約

第1章　一つの仕事をコツコツやる時代は終わった

貴方に肩書はいくつあるだろうか？
一つとは言わせない。
インターネットの出現によって、あらゆる業界の縦の壁が溶けてなくなった。
フラットにひらかれた時代では業界の枠を飛び越えられる「越境者」にチャンスが来る。

寿司屋の修行なんて意味ない

貴方の貴重な時間を「情報」を得るために使ってはいけない。
オープンイノベーションにより「情報」それ自体の価値はゼロになる。

3つの肩書をもてば貴方の価値は1万倍になる

貴方の代わりがいる限り貴方の価値は上がらない。
複数の肩書を掛け算し、レアな存在になろう。
あらゆる産業の縦の壁が解けた今、一つの肩書にこだわってはいけない。

第2章　バカ真面目の洗脳を解け

数多くのプロジェクトをこなすためには、「バカ真面目」の洗脳を解かなければいけない。
「全部自分でやらないといけない」「準備万端にしないといけない」全て思い込み。

ベストセラーはコピペ本

「全部自分でやらなければいけない」という思い込みをしていては、多くの仕事を手がけることはできない。
自分が最も力を発揮できる仕事だけやろう。

手作り弁当より冷凍食品のほうがうまい

「全ての仕事で100点とらなければならない」と追い込まれてはすぐに息切れするし、大量のアウトプットをすることはできない。
たまに息抜きをすることで、膨大な仕事を継続的にすることができる。

見切り発車は成功のもと

準備にかける時間は無駄である。
見切り発車でいい。
すぐに始めてしまって、走りながら考えよう。

第3章　猿のようにはまり鳩のようにあきよ

「多動力」の厳選は好奇心と集中力だ。
この二つを身に着けるためには、「ハマって飽きる」をひたすら繰り返すことが重要だ。

まずは一つの事に猿のようにハマれ

「ハマる」ことは才能だ。
僕のように何百もの事にハマる為には、まず一つの事に徹底的にハマって見よう。
バランスなんて考えず、偏って、極端に。

飽きっぽい人ほど成長する

「飽きる」ということは何もネガティブな事ではない。
飽きるというのは、慣れて余裕が出てきたということだ。
大事なことは、飽きたらすぐに捨てることだ。

第4章　「自分の時間」を取り戻そう

貴方は自分の「時間」を生きているだろうか？
他人にコントロールされている「他人の時間」を生きている限り、時間はいくらあっても足りない。
自分の好きなことをやる前に人生が終わってしまう。

経費精算を自分でやるサラリーマンは出世しない

人生の中でワクワクしない時間を減らしてゆこう。
そのためには、やらないことを決めることが重要だ。

電話をかけてくる人間とは仕事をするな

電話というのは、一方的にhとの時間を奪うものだ。
そういう前時代のツールを使い続けているような人とは、付き合わない方がいい。

大事な会議でスマホをいじる勇気を持て

他人の目を気にするのをやめないと、「自分の時間」は生きられない。

おかしなやつとは距離をとる

「自分の時間」を生きるためには、「付き合わない人」も明確にしよう。

仕事を選ぶ勇気

仕事を選ぶということをネガティブにとらえる人がいる。
だが嫌な仕事、気が乗らない仕事は断らなければ仕事に振り回されて、「自分の時間」がなくなってしまう。
大丈夫。仕事は逃げない。仕事を選ぼう。

「君の名は」がヒットした理由

現代人は「無駄な時間」を我慢できない。

第5章　自分の分身に働かせる裏技

「時間がない」と嘆く貴方。
どんなに嘆いたところで、1日は24時間しかない。
誰もが平等に持っている24時間の中で、大量のアウトプットをする人とそうでない人がいるのはなぜか。
それにはある秘密がある。

自分の分身に仕事をさせる技術

世の中には2種類の人間がいる。
それは「原液」を作るものと、「原液」を薄めるものだ。
「原液」を作れば自分の分身が勝手に働いてくれる。
あなたは「原液」を作れているだろうか？

教養なきものは奴隷になる

「原液」をつくるのに必要なもの。
それは「教養」だ。
太い幹となる「教養」があれば、枝は無限に伸びていく。

知らないことは「恥」ではない

「教養」とは違い、専門外の情報や知識は、恥ずかしがらないで聞けばいいだけだし、ネットで調べれば一瞬でわかる。
こんな簡単なことをやらない人が意外と多い。

なぜできる人は「質問力」が高いのか

まともな質問ができない人が多すぎる。
いい質問をするためには、自分の中で論点や疑問をきちんと整理しないといけない。
「質問力」はビジネスパーソンとして必須の能力だ。

99％の会議はいらない

「無駄な会議」をなくすためには、論点を明確化し、情報を集め、感情を捨てよ。

第6章　世界最速仕事術

世の中には2つのタイプの人間がいる。
それは仕事が早いものと遅いものだ。
大量の仕事をこなすのに重要なのは物理的な速さではなく、リズムだ。
リズムが悪ければ仕事はたまり続ける。

全ての仕事はスマホでできる

スマホでできるのに電話を使い、家でできるのに通勤する。
貴方が忙しいのは仕事が多いからではない
無意味な時間をなくさなければ、多動力を発揮することはできない。

仕事の速さはリズムで決まる

大量の仕事をこなすために必要なのは速度ではなく、リズムだ。
リズムを乱す障害を取り除き、一直線に駆け抜けよう。

暇な人ほど返信が遅く忙しい人ほど返信が早い

仕事がどんどん溜まっていく人は、仕事が多いわけではない。
渋滞が起きるのは当たり前だと思い込み、渋滞をなくす一工夫をしてないだけだ。

刑務所にいても一度もメルマガを遅らせなかった秘訣

どんな過酷な状況であれ、与えられた条件の中で最大限の効率化を図る。

一晩10件以上をハシゴしろ

会議は1日1時間。会食は1日1回のように固定観念で決めていないだろうか？
猛烈に濃密に生きるためには、次から次へと短時間ではしごしよう。

仕事の質は睡眠で決まる

よく寝る。は基本。
「多動力」を発揮するために、睡眠時間を削るのは本末転倒だ。
よく寝てこそ超人的なスケジュールをこなすことができる。

さよならストレス

本音で生きればストレスはたまらない。
言いたいことを言って、好きなものを食べて、寝たいだけ寝よう。

第7章　最強メンタルの育て方

どれほど仕事術を学んでも、行動に移せない人がいる。
それはなぜか。
理由は簡単で「他人はどう思うだろうか」という感情が貴方にブレーキを踏ませているのだ。

恥をかいた分だけ自由になれる

貴方が多動になるための最大のハードルは「他人にどうみられるだろう」という感情だ。
はっきりいおう。誰も貴方に興味がない。好きなように生きて思いっきり恥をかこう。

小利巧はバカに勝てない

リーダーはバカでいい。
いや、バカだからこそ、リスクを考えずに手を挙げられる。
貴方が手を挙げれば、小利巧な人間が必ず手助けしてくれる。
勇気を出して手を挙げられるバカになろう。

第8章　人生に目的なんていらない

いつまでも若々しい60代の人がいる一方で老人のような20代もいる。
人間は加齢ではなく、新しいものに興味がなくなった時点で老いが始まるのだ。

永遠の3歳児たれ

多動力は大人になるにつれて失われていく。
つまり未知なるもの、新しいことをに興味がなくなった時に老いが始まるのだ。
いつまでも3歳児のように、好奇心をもって生きてゆこう。

資産が人をダメにする

資産や資格なんていっそ捨ててしまおう。
自分が持っているものを何とか活かそうとすることで貴方の動きは遅くなる。
手持ちのカードを捨てて「やりたいこと」に最短距離で行こう。

ハワイに別荘なんて持つな

ハワイに別荘なんて持つな。
予定調和の幸福を求める人生はつまらない。

人生に目的なんてない

人生に目的なんてない。
今を楽しむことがだけが、全てなのだ。

関連ページ

お金が貯まる人が捨てた37のこと　要約

お金が貯まる人が捨てた37のこと（田口智隆さん著）を一気にわずか20分ほどで要点のみを理解できます！！動画よりもよりスピーディーならこちらで。

金持ち本100冊読んでわかった50の黄金ルール　要約

『金持ち本100冊読んでわかった50の黄金ルール』の超要約です。 30分でエッセンスがまるわかりです

GOSPA 目標達成の心理学　要約

『GOSPA 目標達成の心理学』の目次からの超要約です。 30分でエッセンスがまるわかりです

絶対、よくなる！　要約

絶対、よくなる！（斎藤一人さん著）を一気にわずか20分ほどで要点のみを理解できます！！動画よりもよりスピーディーならこちらで。