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金持ち本100冊読んでわかった50の黄金ルール 要約
第1章 お金持ちになるためのマインド設定
人生100年時代どう生きるか?
人生には3つのステージがある。教育のステージ、仕事のステージ、引退のステージ
人生100年時代となり、引退のステージが長くなったことにより35年分の貯蓄が必要となった
長生きはある意味リスク。老後に十分の資産を確保しなくてはならない
今まではお金、株、土地といった有形資産が大事だったが、人生100年時代で大切なのは目に見えない「無形資産」
無形資産とは
- 生産性資産・・・スキル、知識など、所有を増やすために役立つ要素
- 活力資産・・・肉体的、精神的な健康、友人や家族などとの幸せな時間
- 変身資産・・・人脈、新しいことにチャレンジする好奇心のこと
人生計画と時間の使い方を根本から見直す必要がある
できる限り長期スパンで考え、どうやって生きて死んでいきたいかを視野にいれ、今のうちから準備することが大切
学歴や経験、人脈がなくてもお金持ちになれる
投資をすることで資産を増やすことができる。その要因はずばり複利効果
最初の投資はわずかでも長期にわたって投資を続けたことによって大きなリターンを得ることができる
「テールイベント」を待つことも重要
行動の99%が失敗でも、1%の大成功があれば、99%の失敗を帳消しにしてくれる。よって1%の大成功を目指して日々行動をしてコツコツ継続することが大事
人間にとって再考の豊かさとは、毎朝目を覚ました時に「今日も好きなように過ごそう」と思えること
貯金とは収入からエゴを差し引いたもの。富は将来により多くの物を選択肢を手に入れるために、今買うものをを抑えることで生まれる
億を稼げるようになるためには、まず現実を知ること
一般的なサラリーマンの給料は、能力や勤続年数に関係が無く貴方の労働力の「再生産コスト」で決まる
労働力再生産コストとは、貴方仕事をする上での様々コスト。通勤や家賃、家族の有無や食費など。
会社はこれらを織り込んで、給料を支払っているので、どこまで行っても貯蓄ができるわけがない。
日本経済はすでに危機的状況であることを再認識する必要がある。
一流企業に勤めているからといって、安心はできない。なので、副業や投資が必要
稼げるようになるためには、副業というもう一つの稼ぎ方を
収入を増やすための手っ取り早い方法が副業
副業は国も企業も個人も喜ばしいこと。逆に言えば副業が前提になっている。(副業しないとなると貧乏になる)
副業=2番目の仕事と思ってはならない
副業は一つであるということはない。複数副業をすることも可能
お金持ちは1銭、1円を大切にする
たとえ小さいものでも、おろそかにしてはいけない
1円であってもそれを拾わないということは、結局金額が増えても同様に、お金を大切にできない
お金持ちは、拾った1円が元手であることを知っている
お金持ちになるために、まず思い込みを買えよう
人間は「自分が思った通りの人間になる」という特徴がある
「思い」が最初にあり、「現実」が後からついてくる
人間の意識には「顕在意識」と「潜在意識」がある。
潜在意識を変えるには、まずは顕在意識を変える必要がある。
プラスのイメージを思い浮かべることで、潜在意識にもプラスの思考が伝わる
夢をかなえる方法は立った一つ。夢がかなうまで継続すればいいだけ
人に応援されることでお金持ちになる
どんな天才であったとしても、一人で業務をしている限り、時間的制約や肉体的制約がある。その壁を取り壊すのが「チーム」
貴方の魅力に惹かれた人や応援したい人が自然と集まってチームとなる
チームとのご縁は一生もの
チームと同様に大事にしたいものが、コミュニティー
何かあればコミュニティーのメンバーを優先して助けてあげる。そうすることで、今度はコミュニティーのメンバーから貴方を助けてくれるようになる
お金に愛されるお金の使い方をしよう
お金持ちになりたいのであれば、まずはお金を稼ぐという罪悪感を消し去ること
「お金を稼ぐ=人助け=良いこと」というのは、お金持ちの共通認識
お金儲けを汚いものと思っていると、そもそもお金自体が貴方に寄ってこない
お金は貴方を幸せにする道具であり、貴方の家族、友人、世界中の人々を幸せにすることができる
お金が嫌うのは、3つ。ギャンブル、贅沢、貯金。
世界の様々な情報にも目を向けよう
進化論をとなえたダーウィンは、強いものでも、賢いものでもなく、唯一生き残れるのは変化できるもの
私たちは常に世界の流れを抑えて適応していくことが必要
世界の変化とともに、自分も順応していかないとビジネスで生き残ることはできない
お金を稼ぐために必要な生活習慣
私たちが幸せを感じるときは、脳の中で幸福物質が分泌される
幸福物質とは・・・
- セロトニン・・・心身が健康な状態の時に分泌される
- オキシトシン・・・人と人のつながり、人間関係の幸福時に分泌される
- ドーパミン・・・お金、財産、地位や名誉。目標達成で分泌される
この3つの幸福度は順番がある
健康の幸福であるセロトニンを無視して、お金などのドーパミンを分泌させようとすると精神疾患に陥るので注意
幸福の2つの指標にDOの幸福、BEの幸福がある
- DOの幸福・・・例えば資格取得を目指して合格した瞬間の幸福
- BEの幸福・・・資格取得はどうでもよく、それを取得するための日々の勉強で貯まる知識を得た時の幸福
本当の幸福は未来の結果ではなく、今にある。BEの幸福をかみしめよう
何に力を入れるべきか見極めよう
頑張りが成果を生むのは事実だが、その頑張りも限界がある。
無駄な努力をゼロにして、最大の効果を生む方法。頑張りすぎないで生きていく方法を「エフォートレス思考」という
エフォートレス思考の二つのポイント
- 最小努力を意識する・・・自分の生活の中で力を注ぐもの。力を抜いていいものをもう一度振り返ってみる
- 我慢を楽しいに変換する・・・嫌いなことを我慢するのでなく、楽しくできるやり方を探す
第2章 これからの新しいお金持ちの形
FIREちおう生き方
FIREとは、「経済的自立」と「早期リタイア」のこと
FIRE達成のために最も重要はなのは貯蓄率
年収が多いか少ないかは関係ない。要は月収に対して、何%貯蓄できるかでFIREまでの年数がわかる
貯蓄を投資に回して、複利効果を使って資産を増やして売却益を生活費に充てる
FIREには4つのタイプがある
FIREには4つのタイプがある
- FAT FIRE・・・不労所得のみで生活できるFIREのこと。資産が膨大な状況
- LEAN FIRE・・・資産収入のみで生活するが、かなりの節約、倹約が必要。ミニマリストのFIREなどがこのタイプ
- COAST FIRE・・・資産収入のみで生活は可能だけど、趣味として仕事もしていくタイプ
- BARISTA FIRE・・・資産収入と労働収入で生活するFIRE。別名セミリタイア。サイドFIREとも呼ばれる
ちなみに私のおすすめはBARISTA FIRE。圧倒的にFIREまでの時間が短く。社会ともつながりが持てるのも特徴
FIREの4%ルール
FIREを達成するための3つのステップ
- 投資の元となるタネ銭を作る
- 資産を増やす
- 目標の資産額を達成したら、リタイアして資産運用の一部を生活に充てる
ここで重要なのはステップ3。どんなに資産を貯めても取り崩す額が多ければ、資産は一気に減ってしまう
資産を取り崩す目安として、「4%ルール」がある
年間支出の25倍分をアメリカのS&P500に投資して、その後資産を年利4%で運用してその利益で生活する
7年で完成するセミリタイアプラン
貴方がFIRE達成に必要な資産がいくらなのかシミュレーションをしよう
計算式:年間の生活費÷年間の運用利回り×100=FIREに必要な資産
年間の生活費を低く抑えれば少ない資産と低い運用利回りでもFIRE達成できる
FIREまでの達成する日数を減らすのであれば、つぎ込む金額を増やすしかない。
給料でまかなうのは難しいので、そこで副業で月10万円稼げることを目指して、その副業の収入を追加で投資に回していく。
さらにBARISTA FIRE後については、その副業を本業にできることによって、よりよい未来が待っている
お金もちになるための3つの武器
安定した収入を得るために、給料袋を複数持つことが大事。
一つがサラリーマンとしての給料。そしてそれ以外に副業での収入源を持つこと
副業は単なる金銭的なものだけではなく、仕事が楽しくなる
これからの時代出世よりも大事なものは、3つの武器を身に着けること。
それが、「リーマン力」「副業力」「マネー力」
まずは「リーマン力」を鍛えて、自分の時間を確保する。そしてその自由時間を活用して「副業力」を磨く。最後に稼いだ資産を「マネー力」でしっかり守る
お金持ちになるために必要な3つの力 リーマン力
リーマン力を鍛える為の3つの仕事方法がある
- STARを意識して働くこと・・・どんな状況にあるのかを分析し、課題を見つけ出し、その課題を解決するための行動して、結果を検証すること
- マジックワードを使って「報連相」を行うこと・・・単純な報連相だと上司に断られる。マジックワードだと「3分お時間ください」と指定することで効率的に報連相が可能
- エッセンシャル思考・・・残業をしないために「やらない仕事をしない」というエッセンシャル思考で「より少なくよりよく」という考え方
お金持ちになるために必要な3つの力 副業力
副業力とは個人でスモールビジネスを切り盛りして稼ぐスキル
副業には3つのメリットがある
- 収入に上限がない・・・会社の給料のように基本給などの考え方がない
- 自分がボス(社長)である・・・裁量権が自分にある
- 個人の評価が名刺代わり・・・会社の実績=自分の実績ということ。(サラリーマンは逆に会社の実績になる)
副業を実践する仕事内容も3つある
- テコが効いているビジネス・・・少ない労力とお金で利益を生むものを選ぶ
- 副業を始めるにあたって大きな資金がかからないビジネス・・・初期投資は少なければ少ないほど良い
- 利益率が高い・・・薄利多売ができるのは、大企業の考え方。個人のビジネスでは利益率50%以上を目指す
お金持ちになるために必要な3つの力 マネー力
資産が増えてくると必要になるのが、マネーリテラシーつまりマネー力は3つある
- 何を買いたいのかを常に意識する
- お金の罠にはまらないように理性で対処する
- 短期で稼ぐ投資=ギャンブルと同じは手を出さない
第3章 今、知っておくべきお金の貯め方
人生に大切なお金にまつわる5つの力
収入には2種類ある
- 労働所得・・・会社の給料や副業など。自分が働いて得る所得
- 資産所得・・・株の配当や債券の利子等資産を働かせることによって得る取得
理想のお金持ちの姿は生活費のすべてを資産所得でまかなうことができ、働くか働かないかを自分で選べるということ
経済的自由を手に入れるには5つの力がある
- 貯める・・・支出を減らす力
- 稼ぐ・・・労働所得を増やす力
- 増やす・・・資産取得を増やす力
- 守る・・・資産を減らさない力
- 使う・・・人生を豊かにするために使う力
特に重要なのは貯める力。投資の元手であり、会社の給料が下がったり、けがや病気で働けなくなった場合の生活費だから
今までの生活レベルを下げずに、心の豊かさを保ったまま無駄な浪費を下げてお金をやりくりするかが大切
「無駄」をなくすことがお金を貯めることの第一歩
貯め方に必要な2ステップ
支出を減らう2ステップはまずは固定費を減らし、次に変動費を減らすこと
固定費は毎月ある程度決まった金額がかかるもの(家賃、水道光熱費、携帯料金やネット代、保険料金等
なぜ固定費の削減から取り組むかといえば、自分があまり意識せずに毎月は払われているお金だから
変動費は毎月出費金額が異なるもの。食費、日用品、衣服、交際費等
変動費を節約する場合すぐに変動費を見直すとすると生活の質に直結するためストレスが貯まり長続きしない
変動費を抑えるには、同じものを安く買う工夫、同じものでもポイントが貯まる方を選ぶ
まずは6つの固定費を見直そう
固定費の中でも私が確実に見直すべきなのは、「通信費」「光熱費」「住居費」「車両費」「サブスク費」「保険料」の6つ
通信費・・・大手キャリア(ドコモ、AU、SB)から格安SIMに乗り換えることで月5000円以上の節約になる
光熱費・・・比較サイトを利用して現在の電気料金を入力し、自分のライフスタイルにあったサービスを選択するようにする
住居費・・・家賃の目安は月収の20%に抑えることで年間数十万円の節約ができる。多少駅から遠くても健康のためにウォーキングということで安くできる。またクレジットカードで家賃を支払えるところを選んでポイントを効率的にためる
車両費・・・公共交通機関がなく通勤に車が必要という人以外はマイカーは必要ない。自動車保険も毎年比較サイトで見直すようにしよう
サブスク費・・・毎月一定金額を支払うことで利用できるサービスのこと。少額や初回無料などで解約を忘れがちになるので見直しが必要
保険料・・・基本的に必要なのは、掛け捨ての生命保険、自動車保険、火災保険の3つ
人生の3大支出をコントロール
人生の3大支出は「結婚・教育資金」「住宅資金」「老後資金」
3大支出をコントロールすることで大きな節約となり貯蓄額を増やすことも可能
口座やクレジットカードの選び方
口座は目的に応じて3つ持つ
使う口座、貯める口座、増やす口座の3つ
使う口座・・・日常的にお金出し入れを行うメインバンク
家賃、光熱費、食費、医療費、冠婚葬祭などの月々の生活費を入れる。
目安となるはのは、給料の1.5か月分
貯める口座・・・基本的に出し入れはせずに貯蓄するためのサブバンク
一般的には、使う口座にて余ったお金を入金するが、それだとたまらない人は、まずは給料が入った時点で一定額をこちらに入れる
目安は給料の6か月分。そこまで持っていない人はまずはこれを目標に。
増やす口座・・・お金自身に働いてもらう為のネット証券口座
使う口座と貯める口座で、7.5か月分たまったら、余ったお金を増やす口座に入金する
投資信託、ETF、金、高配当株等を購入する
おススメはメインバンクを楽天銀行、サブバンクを住友SBIネット銀行、証券口座を楽天証券にする方法
支払いはクレジットカードに1本化する
日常の支払いは全てクレジットカード払いにするのが基本
クレジットカードに1本化することでまずはポイントを貯めることができる。可能であれば家賃や通信費などの固定費もクレジット払いにすることで効率よくポイントを貯めることができる
支払いは必ず「一括払い」にすること。リボ払いや分割払いは使わない
おススメは楽天カード。年会費無料でポイント還元率は1%。楽天市場での買い物がお得
家計管理でお金の流れを見える化
お金を貯めるにあたって家計簿は必須。なぜならお金の流れが見える化できるから。
ノートやパソコンで管理するよりも、今は家計簿アプリが便利
特におすすめのアプリは「マネーフォワードME」。各資産を一つにまとめることができ、現金の支払いもレシートを撮影するだけ。月額500円で様々なオプションも付けられる。
入っている各種保険を見直そう
保険の基本とは、起きる確率は低いが、起きた場合に損害が大きいものに入る
上記を考慮すると入るべき保険は、「生命保険」「火災保険」「自動車保険」の3つ
生命保険
死亡時や高度障害になった時に支払われる定期保険
おススメなのが、ネットで加入できる掛け捨ての死亡保険。一括で払う場合も安くなるのでシミュレーションをした方がいい。
火災保険
火災保険は火災だけではなく、落雷や爆発などの事故、水災、衝突、落下物といった災害、盗難などのトラブルもカバーしている
賃貸の場合は賃貸契約時に自分で火災保険を選ぶことを伝えて自分で見直しすることで、年間数千円の節約効果になる
自動車保険
法令で決められてる自賠責保険では、相手を死亡させたり、重度障害にさせた場合、最大3000万円しか保証されない
人だけでなく、対物でも1億円を超える賠償になることもある。
よって対人、対物は無制限にすることが基本
自動車保険はSBI損保、三井ダイレクト損保、イーデザイン損保等がおすすめ
変動費を見直そう
変動費とは食費や日用品などで毎月支出がかわるもの
自分が何にいくら使っているのか見直しが大事
そのうえで、それが「消費」「浪費」「投資」のどれなのか分類わけする。これを家計の三文法という
- 消費・・・生活に必要なもの(食費や生活必需品)
- 浪費・・・いわゆる無駄遣い(ギャンブルや余計なネットショッピング、ゲームの課金等)
- 投資・・・お金を投資することで将来自分に利益が返ってくるもの(本などで知識を身につけたり、スキルを磨いたりの自己投資を含む)
お得な「経済圏」を利用する
生活必需品や携帯、ネット、水道光熱等様々な支払いを特定の会社やサービスにまとめてポイントを貯めることでポイントでお得な生活をすることを「経済圏」という
5大経済圏とは
- 楽天経済圏
- PAYPAY経済圏
- au経済圏
- ドコモ経済圏
- LINE経済圏
今でも規模としてはやはり楽天経済圏が最大手だが、改悪が相次いでいて以前よりポイントは貯めにくくなった。
ここで気を付けてほしいのが、ポイント還元率を意識するあまり、無駄な買いものをしないようにしてほしい
税金について知っておこう サラリーマンの節税
サラリーマンは税金が天引きされるので、節税できないと思っているがそんなことはない
所得税は所得の合計から、所得控除や税額控除を差し引いた金額に課税される
つまり所得控除が多ければ多いほど、所得税は安くなる(払いすぎた税金が戻ってくる)その申告が会社の年末調整と個人の確定申告
第4章 人生日必要なお金の稼ぎ方
お金を得るための4つの稼ぎ方
人がお金を得るための働き方は下記4つがある(ロバートキヨサキが考案した、キャッシュフロークワドラント)
- Employee(労働者・従業員)・・・サラリーマン全般、アルバイト、パート等で時給等が決まっている
- Self Employee(自営業者)・・・時給や給料な自分の能力次第だが、同様に自分の時間を切り売りしてお金に変えている
- Business Owner(ビジネスオーナー)・・・会社を起業して従業員を雇ったり、お金が儲かる仕組みを作り、会社の権利で稼いでいる人
- Investor(投資家)・・・株、債券、不動産などに投資をしてカネを得ている人
この4つの中でお金持ちになれるのはビジネスオーナーと投資家のみ。理由は自分の時間を投入しないでお金を稼ぐことができるから。
プロティアンキャリアという考え方
プロティアンキャリアとは時代や環境に合わせて、自分自身を柔軟にかえて成長してゆくというキャリア
簡単に言えば何歳からでも新しいキャリアを積むことができるということ。
プロティアンキャリアの3つの考え方
- 未来志向・・・過去の経歴ではなく、これからの人生を送っていくプロセスに目を向ける
- 変幻自在・・・変化の速い今の時代に適応するにはキャリアを柔軟に変えていく
- 心理的成功・・・なにをしたら幸せになるのかを明確化して幸福を感じながら生きること
転職と副業どちらがよいか
収入を上げる方法は二つある。もっと待遇がよい会社に転職するか、現在の会社を維持しながら副業するか。
その2択ではない。本来は転職して給与所得をあげてさらに副業をすることで事業所得を得るという方法がベスト
転職により給与所得を増やして、生活費を確保して、同時に貯蓄をふやしてゆく
給与所得を得ながら、起業できるほど資金が貯まったら、副業を行う。
ただし副業はそんなに甘くなく、最初の副業で当たりを引くことはまずない。通常でも20や30起業して、そのうち一つ当たれば儲けもの
副業といっても身構える必要はない。まずは家の不用品を売ってお金を得ることも立派な副業と言える。
副業で得たお金は、投資にあてて、不動産、株式などを購入して、不労所得(FIRE)を目指すことも夢ではない
年収アップのための転職の方法
給料は技術資産、人的資産、業界の生産性で決まる
- 技術資産・・・どの会社に行っても通用するもの。代表的なものは資格。営業力、コミュニケーション力等
- 人的資産・・・言ってみればその人自身の魅力。その人から物を買いたいと言わせる力を持った人
- 業界の生産性・・・一番大事。その業界のGDP。成長性があるか。ここを失敗するといくら技術資産、人的資産があっても給料は頭打ち
収入アップのための副業の始め方
まずは給料は無視しても、メルカリやヤフオクで家の不要なものを売ることから始める
ものを売ることによって、需給のバランス、相場の調べ方、顧客との対応やコミュニケーションなど様々なことを身に着けることができる。
また副業を始めるにあたって、SNSで情報発信をすることも必要。SNSで文章を書くことで、相手の反応などもわかるようになり、次に生かすことができる
副業のステップアップ
フロー型・・・自分一人で作業するもの。即金性はあるが、収入は低い
ストック型・・・チームや組織で作業したり、外注が発生するもの。即金性はないが、自分が働かなくても収入を得ることは可能
どちらも一長一短があるが、どちらも実施するようにしてゆきたい。
副業として実施してはいけないものも複数ある。ネットワークビジネス、副業で行う投資、時間を切り売りする単価が上がらないビジネス
副業をすることで、本業と同じか、本業を超えることが目標。
副業における節税のメリット
副業は事業所得で行うと記載したが、事業所得は給与所得とは異なり3つの節税メリットがある
- 経費が使える・・・事業に関係するものは殆ど経費として落とすことができる
- 控除が使える・・・確定申告時に青色申告することにより、最大65万円の控除を受けることができる
- 社会保険料の負担が減る・・・同じ年収の場合、給与所得のみの場合と、給与所得+事業所得の合算の場合だと、二つに分けた方が安くなる
第5章 お金の増やし方
投資の考え方
お金に働いてもらう方法。それが投資
投資はゆっくり時間をかけて着実に資産を増やしてゆく方法。投機のようにギャンブル性はない
年単位、10年単位で行う投資は、日々の変動はあったとしても、長期で見れば着実に資産を増やすことになる
投資の基本的な考え方
投資を行う上で、一番重要なのはその商品はどれぐらい利益が出ているかということ。つまり利回り
一般的な株価の利回りはだいたい5〜7%程度。完全に無視して、これよりはるかに大きい利回りを出した商品はポンジスキーム(つまり詐欺)を疑った方がいい
投資の損得に影響を与える指標3点
- ・景気の良し悪し
- ・インフレ・デフレ
- ・為替
これらの影響を受けない投資法としてドルコスト平均法がある
ドルコスト平均法とは一括で購入するのではなく、毎月一定金額分を購入し続けることによって上記3つのリスクを分散できる
投資の種類 金、FX、債券
- 預金・・・銀行に預ける。定期預金や外貨預金も投資の一つ
- 株式投資・・・証券取引所に上場している株を売買することで利益を得る
- 債券投資・・・債券を持っている間は利子をもらえる。一定期間で満期を迎えると、額面額が返済される
- 投資信託・・・株や債券、不動産投資などのいくつかの商品を組み合わせたセット。投資家から集めた金をファンドマネージャーが運用する
- 貯蓄型保険・・・掛け捨ての保険は満期になっても戻らないが、貯蓄型保険は投資としての意味合いをもっているが、商品としては微妙
- iDeco・・・個人で実施する確定拠出型年金で老後資金を形成するための投資
- FX,、先物取引、暗号資産・・・投資というよりもむしろ投機。ギャンブル性が高くハイリスクハイリターン
投資初心者は投資信託から
投資信託は初心者におすすめ。メリットは下記4つ
- 投資のプロ(ファンドマネージャー)が運用する
- 分散投資されている
- コストが安い
- ネットで手続が完結
投資信託には「インデックスファンド」と「アクティブファンド」の2種類がある
インデックスファンドは市場全体に分散投資する
アクティブファンドは運用会社が独自に銘柄を選定して市場の平均点以上を狙う
投資信託の一つ、ETFもおすすめ
ETFも投資信託の一つで、市場全体に対して連動する
一般的な投資信託との違いは、上場しているかどうかの違いがある
投資信託は1日1回決まった時間での取引になるが、ETFは好きなタイミングで売買できるのが大きな違い
おすすめのETF
- VTI・・・米国全体の95%をカバーした商品。大型株から小型株まで。要はアメリカ全土に投資したい方向け
- VT・・・全世界47か国。総勢8000銘柄に分散した究極の分散投資。
- VOO・・・アメリカのS&P500に連動した厳選されたセット。人気度が高く、成長率も高い
- VYM・・・予想配当利回りが平均を上回る400銘柄で構成されている
- SPYD・・・S&P500の銘柄の中で、高配当に特化した80銘柄で構成された商品
株式投資とは
- インカムゲイン(配当金・株主優待)・・・企業の利益を株主に分配するお金を配当金といい、株主優待は配当金とは別に優待券やサービスなどを提供する制度
- キャピタルゲイン(売却益)・・・購入時より株価が上がった時に売却すればその差額が売却益。逆に株価が下がった時に売却すれば損となる
株価は様々な事象や影響を受けて動く。そのため銘柄選びで売買のタイミングの見極めは初心者には難しい
個別株→米国株式投資について
株式投資をする理由は、その企業を応援するために投資をする。もしくは利益が期待できるから投資をするのどちらかである
日経平均株価が1995年以降低調で、長期間日本株を保有してもメリットはあまりない。ただし米国は人口やGDPは上昇し続けており、順調に経済成長を続けている
なので短期で売買するのではなく長期保有で複利の力を利用して着実に資産をきづいていきたい
米国株といえど暴落をすることもあるので、しっかりと分散投資を心がける
- 景気回復期に強い企業・・・情報機器、金融、不動産
- 好景気の時に強い企業・・・一般消費財、資本財、素材
- 不景気の時に強い企業・・・生活必需品、ヘルスケア、公共事業、電気通信
- 景気後退期に強い企業・・・エネルギー
おすすめの米国株10銘柄
米国株は景気の不況期、回復期、好況期、後退期の4つのサイクルがあり、それぞれに強いセクター(業種)から銘柄を選択して、どれか一つに偏らないように分散させる
おススメ米国株10銘柄
- ホームデポ・・・世界最大のホームセンター。12年間連続増配、ここ5年間の配当利回りは2から3%と高い水準
- IBM・・・創業100年を超える老舗IT企業。配当利回りは5.2%とITセクターの中では高い水準
- エマソン・エレクトロニック EMR・・・1890年創業。電子、ソフトウェア、システム、サービスの設計などの巨大複合企業。64年連続で増配を続ける配当貴族。スリーエム・・・「ポストイット」や粘着テープなどの工業用素材、事務用品大手。63年連続増配しているがここ最近は増配率がさがっている。
- マクドナルド・・・世界NO1のファストフードチェーン。配当利回りは2.5から3.5で推移していて1976年より46年連続で増配中でもある。
- ベライゾンコミュニケーション・・・通信サービス大手。アメリカの携帯通信の4割のシェア。配当利回りは4.82%。12年連続増配。
- J&J・・・ジョンソンエンドジョンソンは世界最大のヘルスケア企業。59年連続で増配しており急成長は期待できないが安定感は抜群
- マイクロソフト・・・世界的なソフトウエア企業。時価総額は2兆円以上。アップルに次ぐ巨大企業
- コカ・コーラ・・・世界最大手の清涼飲料メーカー。圧倒的なブランド力で古くからバフェット銘柄でも有名。58年連続で増配中
- フィリップモリスインターナショナル・・・世界最大のタバコメーカー。禁煙ブームのなかでも「IQOS」が好調。利回りも3.5から7%で推移している
価値が下がらない金投資
コロナ禍で注目を浴びるようになったものに、「金投資」がある。金は暴落に強く市場崩壊が起きた時の保険になるから。
インフレで現金の価値が下がっても、金を持っていれば資産価値が目減りすることはない
- 現物投資・・・金貨、金地金などの現物を購入する。貴金属の専門店で購入。すぐに現金に換えることができるメリットがあるが、盗難や偽物のリスク等あり
- 金投資信託・・・金価格に連動するように運用する投資信託。一般的な金投資はこういう投資信託を指す
- 金先物・・・ハイリスクハイリターン。おススメしない
- 金鉱山、金鉱株の投資信託・・・金を採掘する鉱山の株に投資をする
- 銀、プラチナ、パラジウムの投資信託…金以外にもこれらの鉱物の投資信託がある
iDeCoで老後の年金を
個人型確定拠出型年金のことで、自分で自分の年金をつくるもの
iDeCoのおすすめ
- 掛金が所得控除になる・・・月々支払う掛金は全額所得控除になる
- 運用益が非課税になる・・・本来20%の税金がかかるが、iDeCoは税金がゼロ。そのためそもそも長期投資信託の完成形ともいえる
- 受け取り時も控除が適用・・・一時金の場合は「退職所得控除」。年金は「公的年金控除」が適用されて節税になる
NISA口座で投資を
NISAとは少額投資非課税制度のことで、株式の配当金や投資信託の分配金、売却益といった利益に税金がかからない
現在(2024年)では、新NISAとなり、非課税金額が永久期間となり、さらに投資範囲も大幅に拡充された。
前項目で紹介した、iDeCoとNISAは併用は必須。
老後資金の取り崩しについて
自分の資産がどれくらいあるのかを把握して、月々どれくらいの生活費を使うことができるかを計算する
資産の棚卸は、リタイア後の@保有資産額A借金(住宅ローン等)B入金(公的年金、退職金、iDeCo等)C月々の生活費D取り置き金(介護料金、葬儀費用等)の5つを見る
1年あたりの取り崩し額を12で割った金額に、Bの月々もらえる入金を足してCの生活費がまかなえればOK。不足している場合は家計を見直したり、保有資産を増やすようにする
取り崩す資産は、株式、外国債券等の、「積極型資産」から取り崩すのが基本。
ノーリスク、ハイリターンの投資について
投資にはリターンもあればリスクもある。リスクを恐れていては何も始めることはできない。
投資のリスクとは値動きの振れ幅。リスクがあるからこそ、マイナスのリターンを得た後も、プラスのリターンによってトータルで利益を出すことができる
ハイリスクハイリターン、ローリスクローリターンは商品ごとに違うと思われがちだが、じつは投資期間によっても変わってくる
統計学的にみれば、利回りは投資期間が長くなるほどリスク(振れ幅)は狭くなりリターンが安定する
ノーリスクハイリターンの投資はないと思われているが、実はある。それが自己投資だ。
- 生産性投資・・・自分のスキルや知識を増やすための投資
- 活力資産・・・体の健康や心身のリフレッシュを行うための投資
- 変身資産・・・これまでやったことがない分野に挑戦すること
絶対NGな増やし方
初心者が絶対に手を出してはいけない9つの投資
- 新築ワンルームの不動産投資
- 株のデイトレード
- バイナリーオプション
- FX(外国為替証拠金取引)
- 外貨建て生命保険
- ソーシャルレンディング
- マルチレベルマーケティング(MLM)
- ポンジスキーム
- 銀行証券会社の窓口で買う
最後はゼロで死のう
人生で一番大切なものは決してお金ではない。お金は豊かな人生を送るためのものであり、そのために貯めたり増やしたりする。
お金を今しかできないことに投資する。老後にやろうと先延ばしは意味がない
人生の幸福度を高めるのは、貯蓄額ではない。何に幸せを感じどんな経験にお金を使うか。
収入が高い人でも、低い人でも生きているうちにお金を使い切りゼロで死ぬのを目指そう。
自分が後どれくらい生きられるか。それを考えることが人生素晴らしく生きる最初のステップになる
本を読めるようになったら…
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